自治労兵庫県本部

活動報告

Activity Report

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がんばる仲間たち

がんばっています!組織内議員 梶川みさお 宝塚市議会議員

自治労県本部組織内

梶川みさお宝塚市議会議員

(4期目)

【プロフィール】

  • 1955年 宝塚市生まれ
  • 1974年 県立尼崎工業高校卒業・宝塚市役所に就職
  • 1986年 組合執行委員に就任(以後20年間勤める)
  • 1992年 日本社会党(現社民党)に入党(土井たか子さんに惹かれて)
  • 2006年 宝塚市役所を退職
  • 2007年 宝塚市議会議員選挙初当選
  • 2011年 市議会議員2期目に挑戦も落選
  • 2012年 自治労兵庫県本部書記に採用
  • 2015年 市議会議員2期目当選
  • 2019年 市議会議員3期目当選・議会選出監査委員就任
  • 2023年 市議会議員4期目当選・副議長就任
  • 所属委員会 総務常任委員会
  • 社民党兵庫県連合代表・社民党近畿ブロック協議会議長

6月議会が終了しました。
今議会で印象に残ったことなどをお聞かせください。

このたび副議長に就任し、6月議会で一般質問の際に初めて議長席に座り、緊張しました。ただ、初日が北野聡子議員(兵教組組織内)の質問だったので、緊張がほぐれました。

社民党本部からの要請で「自治体会計年度任用職員の勤勉手当など処遇改善を求める意見書」が、6月29日に可決採択されました。これは宝塚市議会が国に対して、自治体が会計年度任用職員の勤勉手当を支給するよう指導することや、勤勉手当支給に必要な財源を措置することを求める意見書でした。可決には全員賛成が必要なので、文言修正などの調整はありましたが、採択されてよかったです。これで、宝塚の市会議員は会計年度任用職員の勤勉手当の支給については反対できないことになります。

インボイス制度の延期を求める請願については、賛成討論に立ちましたが、残念ながら否決となりました。10月から実施となりますが、十分に周知されていないなかで、大混乱になるのではないかと考えています。また、個人事業主の廃業などで、失業者が増え、国の負担が増えてくるのではないかと心配しています。

副議長就任にあたり、宝塚市職労に、せっかくの機会なので就任すること、総務常任委員会に所属するので職員の勤務労働条件に関わる条例などの審議には入れることなどを報告し、賛同いただきました。2年の副議長任期がんばろうと思っています。


 4月の統一自治体選挙を振り返ってください。

非常に厳しい状況であることを認識して、1年前から朝の駅立ちを続けました。また、地元にこまめに足を運び、支持を訴えました。

市職労の関わり、支持拡大の取り組みに支えられました。また市職労OBにも選挙前から支えていただきました。ほかにも近隣自治体単組をはじめとする多くの県本部内単組や、他産別の単組からの推薦もいただきました。無事に当選を勝ち取れたことを心から感謝しています。

これまでの3期で取り組んできたことを教えてください。
あわせて、この4年間で取り組みたいこともお願いします。

自治労組織内議員として、自治労が取り組む地方財政の確立の意見書などは採択に向けて取り組んできました。宝塚市議会では、保守会派議員とも是々非々で協議しています。

これまで職員の適正配置については訴え続けてきました。必要な部署に職員が配置されていないことで、時間外勤務が多く発生しています。これらを解消することで、職員が安心して働ける職場となり、公共サービスの向上につながると信じて取り組んできました。

また、市職労の役員時代から取り組んできた、非正規職員の処遇改善も継続して議会で訴えてきました。ただ、宝塚市職労の取り組みで正規職員に準じた処遇を実現していたのに、会計年度任用職員制度の導入によって、多くの手当が改悪されて本当に悔しい想いをしています。

4期目の目標としては、会計年度任用職員の改悪された処遇を、組合とともに取り戻したいと思っています。もちろん職員の適正配置についても訴え続け、職員が安心して働くことができる職場環境づくりを目指してまいります。

地域の課題としては、阪急小林駅前の環境整備、ロータリー整備に力を入れていきたいと考えています。


最後に、自治労組合員にメッセージをお願いします。

公務員を攻撃することで人気を得る政治勢力が勢いづいていて、組合員のみなさんには厳しい状況が続いていますが、組合に結集して、団結の力で処遇改善・職場改善を勝ち取ってほしいと思います。

私も組織内議員として、議会の場でできることを精いっぱいやっていきます。梶川みさおをどんどん使ってください。